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膀胱癌

そもそも膀胱とは?

膀胱とは、尿を体内に一時的にためておくことができる臓器です。鳥類などと違い、哺乳類は尿をためて自分の意思で排尿をコントロールすることができます。
脳と膀胱は密接な関係性があり、排尿するという行為はとても複雑なメカニズムで管理されています。そんな排尿に関する主役が膀胱です。

膀胱癌とは?

膀胱の粘膜が癌化し、増殖し広がり続ける病態を言います。膀胱の腫瘍は良性疾患に分類される腫瘍はほとんどなく、膀胱にできる腫瘍の多くは癌に分類されます。

評価方法は?

ご自身の自覚症状で見つかることがあります。目で見て明らかな血尿はご年齢にもよりますが癌を見逃してはなりません。
尿検査では目で見えないレベルの血尿を早めにとらえ早期発見をすることができます。
(例:尿潜血反応、尿沈渣検査など)
尿潜血反応は癌を早めにとらえるのに最も優れた初期段階の検査になります。
一度も泌尿器科で精査された経過のない方は一度は精密検査をお勧めいたします。
当院では体にとって負担の軽い検査からお勧めしています。
超音波で膀胱の中を観察し、おしっこの検体に癌細胞が混ざっていないか確認します。
癌を疑われる所見を認めた場合、重度喫煙歴のある方、繰り返し治らない膀胱炎のような症状のある方などは追加検査を推奨いたします。

追加検査とは膀胱鏡検査になります。内視鏡で膀胱の中を観察し癌の有無をチェックします。

治療法は?

手術が必要となります。手術は麻酔した状態で内視鏡で行います。
「組織を採取すること」「治療すること」の二つの意味を手術は担っています。
切除した組織が癌なのか否か。癌であればどの程度の深さまで癌が進行しているのか。
癌の深さ、持病の有無などによって治療法は様々です。
当院では患者様の状態に合わせた治療法をご提案いたします。

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