亀頭包皮炎
そもそも亀頭包皮炎とは?
陰茎の亀頭や包皮にカビや細菌が付着し、皮膚に炎症を来した状態です。
子供から大人まで幅広い世代でかかりやすい病気の一つです。
症状は?
陰茎の亀頭や包皮が赤く腫れ、痛みを伴うこともあります。また、かゆみがでたり、皮がむけ白いカスがでるなどの症状が現れることもあります。
検査方法は?
尿検査を行いカビや細菌による炎症が尿道や膀胱にまで及んでいないかを確認します。また、炎症を起こしている皮膚や尿の培養検査を行い、原因菌を特定することもあります。
亀頭包皮炎は診察や尿検査をすることでほぼ確定診断をすることができます。
治療法は?
抗菌薬または抗真菌薬の軟膏を用います。炎症の程度次第で内服薬やステロイド入りの軟膏を使用することもあります。
尿検査や培養検査の結果をもとに原因菌に併せた薬を処方します。
症状が改善するまで定期的に医師の受診を行うことが重要です。一回の受診では完治しない場合もありますので、定期的に受診し経過観察を行うようにしましょう。
日常的に清潔を保とうとして、過剰に洗いすぎてしまうことも炎症を起こす原因となるのでシャワーで優しく流すような洗い方が推奨されます。