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精巣捻転

そもそも精巣捻転とは?

精巣につながる血管である精索を軸としてねじれることで血流が障害され突然、陰嚢の強い痛みを自覚します。放置しておくと精巣が壊死してしまう怖い病気です。幼児~思春期前後までの少年に多く、明け方などに精巣の痛みを伴うのが典型例です。

検査方法は?

精巣のねじれがあるか診察し、ドップラー超音波検査を用いて診断を確定します。

ねじれの程度によっては精巣の血流が全くない場合と、血流が弱まる程度のこともあります。並行して尿の質をチェックし、細菌などの尿路感染症がないか合わせて診ていきます。

治療法は?

精巣捻転と診断された場合は、早急な手術による捻転解除術+固定術が推奨されています。

固定術とは今後再発を来さないように糸で精巣のごく一部を固定する技法です。

※最後に捻転が起きているかどうかは、明かな症例を除き、熟練の泌尿器科医でも判断が難しいことがあります。つまり、本人やご家族の判断だけで良い、悪いを検査もなしで判断することは極めて危険な行為と言えます。泌尿器科に受診可能なタイミングであれば早急な受診をお勧めいたします。

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